ヤナ・クビーノヴァーさんのこと チェコの藍染めテキスタイルデザイナー
ヤナさんの作品をはじめて知ったのは、藍染めのことを調べ始めて間もなくのことでした。彼女のテキスタイルデザイン作品は、偶発性を生かした藍染めプリントのとても実験的な作品のほか、かわいらしくて遊び心にあふれているものなどがあって、いっぺんに好きになりました。いままでも様々な作品...
「秘めた赤、よりそう赤-たかさき紅板締めの世界」
群馬県高崎市で明治初期から昭和の初めまで行われていたものの、20年ほど前に復元されるまで失われていた染色技法「紅板締め」を取り上げた「秘めた赤、よりそう赤-たかさき紅板締めの世界」のギャラリートークに行ってきました。日本の美意識を垣間見せる紅板締めの紅絹の赤は特別なものです。
ヴィオルカ活動こぼれ話 パターン復刻のお話
今日は、最近出来上がったチェコの藍染め復刻パターンのお話を少々いたします。藍染めのパターンには、歴史的なものとモダンなものがあります。そのなかで、藍染め工房の方にお願いしてやっと出来上がった戦後の復刻パターンいついて書いています。
阪急うめだ本店「かわいい暮らし、見つけた。ロシア・東欧フェア」に参加しました
阪急うめだ本店「かわいい暮らし、見つけた。ロシア・東欧フェア」が無事に終わりました。 はじめての関西出品でしたが、たくさんのお客様にお目に掛かることができ、またヴィオルカの藍染め製品を気に入ってくださる方がいらっしゃり、本当にうれしい機会をいただきました。
トークショー「チェコの藍染めに見つけた豊かな暮らし」
阪急百貨店 阪急うめだ本店「かわいい暮らし、見つけた。ロシア・東欧フェア」初日、 「チェコの藍染めに見つけた豊かな暮らし」というタイトルでお話させていただきました。ヴィオルカの藍染め製品だけでなく、チェコの藍染めの歴史や伝統技法について知っていただけましたでしょうか? ご清聴あり
チェコの藍染め トート・バッグとヨーロッパの植物文様
チェコを含むヨーロッパの文様は、オリエントの植物文様やインドからヨーロッパに渡ってきた異国的な植物文様の布からの影響も大きく、それらをかなり貪欲に取り入れて、ヨーロッパ化し、衣装だけでなく、壁紙などにも応用し、独特の形式が作り上げられました。たとえば今でもヨーロッパ・クラシック家
チェコの藍染め がま口ポーチ
チェコの藍染めの最大の特徴は、清潔感あふれ、親しみのわく、かわいらしいパターンの豊富さだと思います。パターンには、それぞれ名前があります。身近な自然をモティーフとして図案化したものや、20世紀半ば以降は、テキスタイル・デザイナーによって、古い刺繍のパターンなどが図案化されたり、当
チェコの藍染め ねこポーチ
毎年つくられるカレンダーには、毎年、女性作家による新作が登場します。それはそれはかわいらしい、ねこシリーズで、何を隠そう、ヴィオルカも大ファンです。上が「窓辺の猫」下が「猫のお母さん」といいます。細かく描きこまれた猫や蝶々、かたつむり、チューリップなどのお花がとにかくかわいらしく
チェコの藍染め 鹿狩りモティーフのクッションカバー
角の生えた鹿とそれを狙う人が描かれています。鹿は前足をあげて、駆けているようです。また狩りをする人は、帽子をかぶり、ブーツをはき、裾の長いジャケットを身についています。このほかに、鳥のエンブレム、大きなモミの木、そして東屋という狩場を表すモティーフが見えます。貴族の庭園は、おそら
藍染めのワンピース
ヴィオルカのミッションは、歴史ある稀少な布を、今の暮らしに溶け込む気品あるものとして提案すること。そこで今春から、気軽に、オールシーズン、どんな方にも着ていただけるものとして、提案しているものが、ヴィオルカ・オリジナルのワンピースです。ヴィオルカの紹介しているチェコの藍染めは、2