

レースを編む女たち チェコのボビンレースを訪ねて
コロナ禍の折、チェコの手仕事を訪ねる旅を振り返っています。 今回は、ボビンレースの制作をしている女性のグループを2019年の夏に訪ねたことを書き留めておきたいと思います。 チェコで、レースと言われる筆頭の技法は、何と言ってもボビンレースです。...


チェコの籠作りの地を訪ねて
チェコの籠作りの地を訪ねました。
チェコ在住時、柳の枝で編んだバスケットの素朴さや温かみのある雰囲気に魅かれて、行李のような衣装入れやランドリーバスケット、パン用のかご、買い物用のかご、インテリア用のかごなどたくさんのかごを買って、帰国してからも愛用しています。チェコで見つけた藍


プラハ装飾美術館 リニューアル
ちょうど1年前の9月、リニューアル直後の建物を見学できました。私が装飾美術館の図書室に通い始めたのが、1998年くらいからだったと思いますが、その時にはおそらく収蔵品でいっぱいになっていて、公開されていなかった上階部分も見ることができるようになっていました。これで来館者も建築当時


プラハ・ヴィノフラディのオーガニックレストラン
最近、ニューヨークタイムズの記事「今人気のヨーロッパ12都市にある通り」にプラハのクリムスカー通りが取り上げられたことが話題になりました。ニューヨークタイムズの記事では、どうしてもお肉に偏ってしまいがちなチェコ料理レストラン以外の選択肢として、クリムスカー通りのヴェジタリアンレス


プラハのカフェ、カフェ・スラヴィアで
チェコの藍染めヴィオルカ、先日、プラハのカフェ・スラヴィアで待ち合わせをしました。 1884年創業の、一般にはプラハで一番よく知られているカフェと言われていますね。 待ち合わせに指定された席は、この席。ヴィクトル・オリヴァの油彩「アブサンを飲む男」の飾ってある、ヴルタヴァ川を望む


藍染めスカートのご縁 その2
店主のディタさんは、とても親切で、私が日本でチェコの藍染めを紹介したいと話すと、「それは素晴らしいこと!」と言って、お店にあるありとあらゆる民族衣装に関する本を見せてくれ、古い衣装の細部について丁寧に解説してくれました。図書館の本で得られる情報とは全く別なもので、本当に本当に勉強


藍染めスカートのご縁 その1
藍染めのオーダースカートを作るときに、もうひとつ不思議なご縁がありました。 少し長いのですが、読んでくださいね。 プラハからモラヴィアの藍染め工房まで旅したとき、プラハからブルノへの急行の中で、隣り合わせたご婦人がいました。